第2次岸田改造内閣で政調会長に就任した萩生田光一氏が、参院選の選挙活動中に生稲晃子氏を伴って地元八王子市内の統一教会関連施設を訪問し、生稲氏への支援を要請していたことが報じられた。
統一教会との関係について、意図したものではなかったとし、「今後は一線を画すと決めた」と宣言した萩生田氏だが、2009年~12年ごろ、月に1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪ね、演説をしていた。
その際、“ビデオは回さないように”と教会幹部が信者たちに指示していたという。
また、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けたり、クリスマス会には萩生田氏の秘書は必ず出席し、本人も夫人同伴で何度か顔を出していたという親密さ。
先の参院選で初当選した元おニャン子クラブのメンバー・生稲晃子氏の擁立工作を主導したのが、萩 萩生田氏だった。
萩生田氏は生稲氏と施設に立ち寄ったことを認めたが、
「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」と回答。
この件について、選挙活動中から炎上続きの生稲氏の事務所は
「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話があり、次への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」と説明。
先の臨時国会でも、報道陣やおニャン子クラブ時代のファンが集まる正門を避け、北門からひっそりと登院した生稲氏。選挙期間中も当選直後にも炎上したこともあり、『逃げるな』と不信感が高まっている。
新人の選挙活動中は重鎮に言われるがままでも仕方ない気もしますが。
宗教関連の支援は政治家にとって欠かせないものなのでしょうか。これからも?
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